横浜F・マリノスジュニアユース 4(1−0、3−0)0 ジュビロ磐田ジュニアユース

2010年8月16日 日本クラブユース選手権(U-15) グループリーグ Jヴィレッジadidas ピッチ 晴れ、弱風 35分ハーフ
得点 (みなとみらい) ’18 18 深澤知也、’66 22 汰木康也、’70+1 ’18 深澤知也、’70+4 13鈴木浩一郎

横浜F・マリノスジュニアユース

16 鹿野洋司
25 田中郁也
19 福田圭佑
17 樋口慎太郎
2 飯塚澄
15 早坂翔
12 佐藤祐太
5 榎本拓也
21 山中城之介
→ ’44 6 加瀬裕太
10 小泉慶
→ ’57 22 汰木康也
18 深澤知也
→ ’70+1 13 鈴木浩一郎

ジュビロ磐田ユース

1 石原瑠斗
20 石田峻真
5 渡邊翔太
4 山本新太郎
12 檜原悠佑
8 金原唯斗
3 原田守
7 北川滉平
9 佐藤タケキ
11 中野誠也
→ ‘64 17 松原后
10 梅村春貴

クラブユース選手権2日目、みなとみらいはジュビロ磐田と対戦。初日に名古屋、清水の試合を見たが、いずれも強い内容だった。東海三強の一角であるジュビロも強いであろうことは予想していた。
予想通り前半は拮抗した内容。しかし、みなとみらいが流れをつかむ先制点を奪った。
前半18分、センターラインの相手ゴール側でボールを奪ってシンプルにつなぐ。中央で深澤君がドリブルで前進、さらにDF二人の間を割ってシュート。これがきれいに決まる。深澤君のスピードと切れが活きたゴールだった。
しかし、ジュビロも反撃、22分には左からアーリークロス、これをファーサイド、フリーで合わせられるが、シュートは枠上に外れる。さらに26分には中央で楔のボールを入れられてミドルシュートを打たれるが、これは枠わずか右に外れる。みなとみらいも29分、左CKから混戦、押し込もうとするが相手DFがぎりぎりクリア、さらにこぼれ球を榎本君がシュートしたが惜しくも枠上に外れる。1点リードで後半へ。
後半は追いつきたい磐田が攻めに出てくる。しかし、みなとみらいは集中力を切らさずに守る。中盤では早坂君を中心にプレスを怠らず、相手にパスをつなげさせない。するとロングボールも多くなるが、樋口君中心に着実に跳ね返す。やや押され気味だったが、決定的なピンチは、後半19分、正面約30mでのFK、無回転シュートがクロスバーを叩いた場面のみ。
みなとみらいは、後半22分に、今日も前線でガッツを見せてくれた小泉君に代えて汰木君を投入。すると31分、センターライン付近のFKからクイックリスタート。これに汰木君が反応、抜け出し流し込んだ。大きな2点目。
後は、前掛かりになった磐田のスペースを狙ってカウンターが決まる。ロスタイム直前に、ルーズボールを奪って前へフィード、深澤君がブチ抜いてゴール、3点目。さらにロスタイムにはカウンター、汰木君が左サイドで抜けて、角度のないところからシュート、これを相手DFが手で止めてPK獲得。途中投入の鈴木浩一郎君がPKを止められるも、こぼれを押し込み4点目。
みなとみらいが会心の内容で、強い相手に4−0の完勝をおさめた。チームとして大きな成長を見せてくれているのが嬉しい。